女性医療センター

女性外来 乳がん・子宮がん検診

くわみず病院では、新館2階にゆったりと落ち着ける女性医療センターを設けています。
女性スタッフを中心に、女性の悩みにこたえる医療を提供します。

女性外来

  • 1  更年期障害など女性特有の症状を解決し、より健康に過ごしていただけるようにHRT
    (ホルモン補充療法)や漢方治療等を行います。
  • 2  甲状腺疾患をはじめとした内分泌疾患や、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害、高血圧症・糖尿病・脂質異常症・骨粗しょう症などの治療も行います。

【 エストロゲン欠乏によるさまざまな症状 】

  • ・  顔のほてり、汗をかきやすい、手足の冷え
  • ・  骨量が減少する
  • ・  手足のしびれ、感覚がにぶる、尿失禁・頻尿
  • ・  頭痛、イライラ、不安、不眠、憂うつ
  • ・  肩こり、腰痛、関節痛
  • ・  動脈硬化を来たしやすくなる
  • ・  皮膚のしわ、たるみ、シミが増える、性交痛

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

エストロゲン(エストラジオール)分泌の年齢的変動と女性のライフサイクルのグラフ

【 女性医療センターよりお知らせ 】

当センター(女性外来・婦人科・乳がん検診・子宮がん検診)はすべて完全予約制です。

事前の予約をお願いします。(電話予約可)

なお、熊本市から配布された無料クーポンご利用の方は1月・2月は大変予約が込み合いますので、お断りすることがございます。お早めに検診を受けられることをお勧めします。

初診の方、検診の方は問診表の記入がありますので、予約時間の30分前までにご来院ください。

乳がん検診・子宮がん検診

【 乳がん検診のご案内 】

乳がん検診を受けることで乳がん死亡を妨げます

乳がんは、がんのなかでも女性がかかる割合(罹患率)がトップであり、その罹患率は増加の一途をたどっています。生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人 と言われており、年間6万人以上が乳がんと診断されています。また、乳がんで死亡する女性の割合も年々増加の傾向にあり、年間約1万3,000人が亡くなっています。これは乳がんを発症した人の30%程度にあたります。

また乳がんは、女性のがんにおいて、壮年期(35~64歳)に限ってみると死亡原因の第1位となっています。

乳がんの検診は、早期に発見し、早期に治療を開始することによって乳がんによる死亡率を減少させることが目的です。早期のしこりのない乳がんは、自己検診で見たり触ったり(視触診)しても発見することが難しいため、乳がん検診で、マンモグラフィ検査や超音波検査を受けることが大切です。

※下図は画面に収まらない場合、
左右にスライドしてご覧いただけます。

女性外来のご案内

乳がん検診にはマンモグラフィを用いるのが国際標準です

多くの先進諸国では、マンモグラフィによる乳がん検診が推奨されており、その結果、アメリカやイギリスでは、乳がんによる死亡率が減少し始めています。日本では2000年からマンモグラフィと視触診併用の検査が有効とされていますが、受診率は20%未満にすぎません。

そのため、わが国では乳がん発生率が増加し、それに比例する形で乳がん死亡率も増加し続けています。

当院では2004年よりマンモグラフィを導入し、年間1,000名以上の方が検診を受けられています。早期発見・早期治療の重要性が再認識されています。

・マンモグラフィとは

乳房専用のX線撮影による検査方法です。

プラスチックの板と撮影台の間に乳房を引き出して挟み、圧迫して乳房を薄く伸ばして撮影します。圧迫で乳房が薄くなるとX線被ばく量も少なくて済み、ブレのない撮影が出来るので画像も良くなり診断がしやすくなります。 ただし圧迫することによって痛みが生じます。通常多くの方が我慢できる程度の強さで乳房を圧迫しますが、痛みの感じ方は個人差があるため、痛みを我慢できない方は担当者にご相談ください。

(日本乳癌学会 乳癌診療ガイドラインより抜粋)

検診当日

制汗剤やボディパウダーの中には、写真に写る可能性のある成分が含まれている場合があります。当日は、使用されないか、撮影前に拭き取っていただくようお願いします。

【 検診を受けられない方 】

集団検診は無症状の方が対象です。

以下の方は当院での検診は受けられませんので、専門の医療機関にご相談されてください。

  • 1)  妊娠中および妊娠の疑いのある方
  • 2)  胸部の手術を受けられたことのある方
    心臓の血管のバイパス手術後、ペースメーカー・シャントチューブ・ポート等の人工物を挿入されている方
  • 3)  豊胸術をされたことのある方
    シリコンや脂肪挿入、ヒアルロン酸注入等

【 検診をお勧めできない方 】

  • 1)  生理前
    ホルモンの関係で乳房が張って痛みを強く感じやすいので、その時期を避けて受けられることをお勧めします
  • 2)  授乳中の方
    乳腺が発達していて正確な診断ができないことがありますので、当院でのマンモグラフィ検診は受けられません。

何か症状がある方は専門の医療機関にご相談されてください。

【 料金のご案内(熊本市在住の方の場合)】

  • 子宮がん検診

    20歳以上 1,200円

  • 乳がん検診

    40歳代+マンモグラフィ2方向 1,500円

    50歳以上+マンモグラフィ1方向 1,100円

2021年度より乳がん視触診はなくなりました。
検診時に自己触診についてのDVDを視聴していただきます。
パンフレットもご活用ください

<診察日・検診日のご案内>

  • 乳腺外来(乳がん検診)

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    午前    
    午後  
    (女性医師)
         
  • 婦人科外来(子宮がん検診)

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    午前        
    (女性医師)

    (女性医師)
    午後    
    (女性医師)
         
  • 女性外来内科

    ※下図は画面に収まらない場合、
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    午前
    (女性医師)
             

ご予約・お問い合わせ

完全予約制です。電話でのご予約となっています。

【 予約受付時間 】 月曜~金曜 9時~16時

乳がん検診・子宮がん検診 当院健診センター
096-381-2630
その他のご予約・お問い合わせ くわみず病院代表
096-381-2248

必要に応じて次の検査を行います。

  • 一般検査(血液検査や心電図など)
  • 骨密度測定(骨粗しょう症の精査)
  • 女性ホルモン・甲状腺ホルモン検査
  • マンモグラフィー・乳腺エコー(乳がん検診)
  • 細胞診・経膣エコー(子宮がん検診)
  • その他