睡眠検査

• 睡眠ポリグラフ検査（PSG検査）
• 反復睡眠潜時検査（MSLT検査）
• 簡易検査（HSAT）

● 初診時の流れ

1. ①受付　問診表・ESS表の記入

2. ②診察

3. ③鼻腔通気度検査、レントゲン検査（頭頸側部）…鼻のつまり具合や、気道の広さを調べます。

4. ④検査入院予約と説明

   睡眠ポリグラフ（PSG）検査…睡眠脳波や呼吸、心電図、胸腹部や足の動き、血中の酸素量などのセンサ類を装着して精密な検査を行います。痛みはありません。

   反復睡眠潜時（MSLT）検査…日中の眠気を客観的に調べる検査です。ナルコレプシーや過眠症などを調べます。日中2時間置きに検査を行い入眠潜時や睡眠状態を評価します。

   簡易検査（HSAT）…自宅で無呼吸を調べる簡易検査です。携帯用装置を用いて夜間の呼吸の状態や酸素飽和度（SpO2）の変化を調べます。
   ※初診時は終了までおおよそ2時間程度かかります。

5. ⑤結果再診

   検査結果から治療について説明します。睡眠時無呼吸症候群の標準的な治療法は経鼻的持続陽圧呼吸（CPAP）療法ですが、他の病状に合わせて口腔内歯科装具（OA）や耳鼻科的治療法もあります。

   特発性過眠症、ナルコレプシーの診断となった場合は薬物療法を開始します。

6. ⑥定期通院

   CPAP療法は保険診療になりますので定期的に受診が必要です。
   薬物療法の場合も定期的に通院していただいています。

MSLT検査前の注意点

①睡眠不足は検査に大きく影響します。必ず医師より指導された睡眠時間を必要な日数確保して検査を受けられてください（睡眠不足の状態で検査を受けられても正確な診断が出来ません）。

②眠気を誘引する薬剤については原則、検査の２週間前から内服禁止となります。現在の内服については診察時にご相談ください。

睡眠外来の初診はすべて予約制となっております。
下記の専用ダイヤル、もしくは予約フォームよりご連絡ください。
専用ダイヤル　096-381-3378
電話対応可能な時間帯　月曜～金曜 9：00～16：45（12：30～13：30除く）