看護研修
くわみず病院看護部
当院の理念
「無差別・平等 人の一生に寄り添う医療 まちづくりの拠点」の魅力
くわみず病院は熊本市の中心部にある100床の病院です。決して大きくはありませんし、周りには基幹病院がいくつもあります。
そのような地域性の中での当院の役割・強みは、まさに「総合診療」や「家庭医」です。
具合が悪いけど何科に受診したらいいか分からない、健診で「要検査」と言われた、大きな病院を受診するほどではないと思うけど検査・診断をしてほしい、必要なら専門の病院を紹介してほしい、重症ではないけど入院して治療してほしい、治療を受けたいけど生活が大変でお金がない、最後は病院・自宅で過ごしたい‥などなど、一人ひとりの患者さんの病状だけでなく、生活・社会背景、本人や家族の想いに寄り添う医療・看護を目指しています。
様々な疾患や生活・社会的課題を抱えた患者さん・ご家族へ多職種が協働してかかわる中で、看護の基本はもちろん、多くのことを学ぶことが出来ます。悩んだり迷ったりすることもありますが、「一人で決めない、一度で決めない」「あきらめない」で患者さん・ご家族を含めて話し合っていくことで最善の方向へ向かうように努めています。
患者さんやご家族と笑ったり悩んだり励ましあったりする中で、私たち看護師も「安全安心とは」「人権尊重とは」「寄り添うとは」など様々に育ちあうことが出来ます。
看護教育について
私たちくわみず病院は社会医療法人芳和会に属しており、芳和会には3つの病院、5つのクリニック、看護小規模多機能型居宅介護事業所「八王寺の杜」があります。
看護教育は各事業所だけでなく病院、クリニックを含めた全体でも行っており、働く場所が違っても同期同士が集まり学びあうことが出来る研修を企画しています。
卒後研修は新卒から卒後3年目まで研修があります。また、病院の中だけでなく地域や水俣病などについて学ぶフィールド学習にも力を入れています。